AFURI@横浜 |
そういえばジョイナスがリノベーション中で、一足先にフード関係の地下1階が一新され暫く経っている。今まで入っていたテナントの半数近くが閉店して新しい店に交代した。多くは都内で実績のある著名ブランドもしくはその分野の有名店であり、カレーやラーメン、チャーハン専門店、鶏料理、野菜系、カレーうどんの店などが新たに加わった。
そんな中、いつ見ても長い行列が出来ているのがラーメンのAFURI。ここは恵比寿に出店して以来人気の店の横浜初出店であり、厚木の有名店=ZUND-BARの別ブランドとなるそうだ。ということは海老名の中村屋の親戚筋に当たるということになる。この日は13時前の到着、ランチタイムということで相当の待ち時間を覚悟したが7人の待ち。
家内は柚子塩、私は醤油の食券を買って列の最後尾に着く。見ていると客の回転は割と速くて列はコンスタントに前進していく。着席間近になるとスタッフが出て来て食券の確認を兼ね好みを聞きオーダーを通す。但し家系ほどの組合せはなく単に鶏油の量を選ぶだけ。淡麗とまろ味が選べる。淡麗は鶏油が殆ど入らず、まろは鶏油が入るという違い。
入口に近いガラス張りの壁際のカウンタの端2席が空いてそこへ案内される。事前に食券を出しているのであとはサーブされるのを待つだけだ。4~5分の後にオーダー品がサーブ。丼は小さくて上品、具の盛り付けは美しい。家内の柚子塩だが、深い柚子風味であり、合わさる鶏清湯+魚介+野菜と思われるスープベースは太目で優しい味だ。
醤油のスープベースは柚子塩と共用だが、醤油だれだと全く違う表情となる。溜まり醤油と思われる低塩でコク・甘味のある醤油は秀逸、ここに鶏主体の清湯が注がれている。その中に泳ぐのが細ストレート麺で、よく見ると黒い粒が練り込まれている。全粒粉ということかもしれない。細麺の茹で加減は硬めであり歯応えも喉越しも優秀だ。
チャーシューはオーダーごとにガス火で炙っているらしくとても香ばしい。味玉はハーフに切ったもの、メンマは極細タイプでコリコリした食感のものが割と多めに入っている。チャーシューの完成度はさすがで、とろとろしつつも豚の風味は濃く出ていて出色である。味玉の塩分加減、凝固加減も抜群であり、滋味深いこのスープには合う。
麺が後半ダレてくるのが残念。SHINのダレないぱっつんとした麺に慣れているせいか不満は残るが、普通の細麺はこれが宿命。こんなものだろう。全体としてみればスープの滋味、具の完成度、麺の食感とバランスが取れており、穏和で整った淡麗系と言えよう。但し値段の割に鮮烈な個性だとか常習性は感じられないが、まま美味しい部類だ。
AFURI 横浜 (阿夫利)
横浜市西区南幸1-5-1 相鉄ジョイナス B1
電話:045-624-9636
営業:11:00~23:00
定休:不定休(相鉄ジョイナスに準ずる)
最寄:各社線 横浜30秒~2分
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昨年の5月に都内で人気のラーメン店が横浜へ進出したとのことで、恵比寿のお店には行ったことがあったのですが、横浜のお店はどんな感じだろうと思い、行ってみることにしました。 ...... more