爆丸@東神奈川 |
また、京急の仲木戸駅前のガードを挟んで至近のロケーションにはちょっと前にオープンした いっぱち家、第一京浜国道まで出ると老舗おーくら家もあって、この界隈は今や家系も3店舗と街の規模から考えれば過当競争となっている。
店に着いたのは11:50頃で並びはなかった。店の表の玄関脇に設置されている券売機で悩みつつ買ったのは「贅沢ラーメン」=全部載せメニューだ。本当はスタンダードメニューである普通のラーメンにするべきところ、チャーシューと味玉の両方を評価したいがために初訪問または新店ではこういったチョイスをすることがままある。
待つこと暫し、贅沢ラーメンがカウンタ越しにサーブされる。思ったより小振りの丼に盛られたラーメンは一般的家系に見られる粗野な盛り付けではなくてちゃんとビジュアルも考慮した丁寧なもの。
スープを一掬い。「濃さ日本一級の特製スープ」と謳っているがそれほどの濃厚さも粘性も、そしてコクの強さも感じられない。
確かに一定の強さの旨味は出ているが、ryu3さんのご指摘通り化学の助けを借りた味と感じるもの。
麺は固茹でに違いはなくてこれはなかなかに骨があってよろしい。しかし、小麦粉というか打ち粉が茹で湯に溶けた香りがしてちょっと青臭い感じ。チー油は多めで頼んだのだが、しかしスープ表面に油膜は殆どなくて、多分注文を間違えたのであろう。
付け合わせだが、海苔は中型が三枚で普通のクォリティ、チャーシューはちょっと硬めに茹で上がったバラとモモの混合部位で豚の味はしっかりとする。但し味付けはかなり淡泊。ほうれん草は湯がき過ぎずフレッシュな感じを保っていて好感。味玉は割と塩っぱくて黄身の旨味、とろみはマスキングされた感じ。
あと、贅沢ラーメンならではのトッピングであろうが、斜交いに切った刻み葱が多量に散らされており、スープとマッチして美味しかった。
中間地点に差し掛かるとやはり飽きが来る。ギャバンの黒胡椒+豆板醤で味の方向性を辛味へと調えてみるも基本的な路線には変化は現れない。濃厚な家系を標榜する店ならば個人的には平沼橋の中島家に匹敵するほどのスープを想像してしまうのであるが、ここはどうやらそうではないようだ。あと、醤油スタンダードで売るならば吉村家のような鮮やかなフックが求められるであろうし、化学に頼らないライト系という点においては鶴一家などのまとまり良い優しい仕上がりが規範となるであろう。
激戦区となったこの界隈で生き残るにはもうちょっと「これ」といった特徴が必要と感じた次第だ。但し、決して悪い出来映えではない。ただ、他でも食べられる味であるという点が唯一の課題だと言いたい。
濃厚豚骨ラーメン 爆丸
横浜市神奈川区東神奈川1-12-5 リーデンスフォート1F
電話: 調査中
営業: 11:30~26:00
定休: 無休
最寄: JR東神奈川1分、京急仲木戸1分、
東急東横線 東白楽7分
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カガクの子でしたね~w
でも、超クリーミーで美味しかったです(*^_^*)
頑張っていただきたいですね。