らっきょ@馬車道 |
残念だったが気を取り直して入ったのは近くのスープカレー屋。今まで前を通りかかることはあっても混んでいたり休止中だったりでなかなか縁がなかった店だ。
この店は、馬車道~伊勢佐木町にかけての札幌スープカレー系列の店としては先に紹介したRAMAIと並んで人気を二分する店だ。RAMAIは移転によりフロアの増床を果たした大規模店舗であるが、こちらはずっとカウンタのみの小規模営業を続けてきている拘りの店だ。14:00過ぎであったがカウンタはほぼ一杯で、入口間際の変形の2席が空いているのみで必然的にこちらに座ることに。
斜めに切られたカウンタ端なのでちょっと狭くて使い勝手が良くない。ま、そこは我慢ということで、メニューを見ながら口頭で注文。
家内は「ひき肉となすのカレー」辛さ3+ナン、私は「横浜らっきょスペシャルカレー」辛さ5+ライスとした。辛さ5は相当辛いと言われたが気にせずそのままオーダー。
先客の料理がまだ出されていないこともあってカウンタ内の厨房で切り盛りする店主は八面六臂で頑張っている。従って我々のオーダーもなかなか取りかかれない状況だ。それでも15分ほど待っていたらカレーがサーブされてきた。家内の頼んだナンは、冷凍品をフライパンで暖めただけの品で、これはこの店で頼むなら失敗だろう。
スープカレーはライスを浸して食べるに限ると思う。ひき肉となすは穏健でしっとりした味付けでかなり美味しいバランスだ。一方、私のスペシャルはこの店の人気メニューの良いとこ取り全部載せバージョンであり、鶏もも、野菜(ピーマン、蓮根、オクラ、ブロッコリー、カリフラワー、人参・・)、シーフード(イカ、ホタテ貝柱、イイダコ、海老・・)、ラビオリと、非常に多彩な具が目一杯入っている。
多くのスパイスが入っているというのが売りであるが、基本はRAMAIと同様の調合スパイスに濃い目の動物系出汁を合わせたさらさらスープが基本だ。しいてあげるならばちょっと多めのカルダモンの刺激、クローブスとナツメグの甘み成分が特徴か。よく練られた深い味わいが特徴でありRAMAIとはいい勝負。但し具のバリエーションと工夫、下拵えの丁寧さではこちらが一歩リードしている風に感じる。
トロトロ&ほろほろに煮込まれた骨付き鶏ももは驚きの美味さ、そしてしっかりとした繊維質および素材の食感を残した野菜類はとても美味しい。意外に旨いのがラビオリで、このニチャニチャ感がたまらなくこのスープの風味に合うのだ。因みに、この辛味の5だが、目一杯辛くて食べられないほどではないにせよ、確かに辛いのは事実。
その辛さの性質はピリピリ来る刺激というよりは熱々の要素に傾いており、温度はぬるいが高温に感じるという種類のもの。舌がおかしくなって味が判別できなくなる、また汗が多量に噴き出してしょうがない、という過激なものではなく、この辛さ5くらいまでであれば辛いもの好きな人であれば好適な範囲と思われる。
トータルとしてはとても美味しいスープカレーであり、長年に渡り人気を博している理由も頷けるというもの。
横浜BAY らっきょ
横浜市中区太田町5-62 商栄ビル1F
電話: 045-650-2122
営業: 月~土:11:00~22:00、日:11:00~21:00
定休: 不定休
最寄: みなとみらい線 馬車道2分、
JR関内5分、市営BL関内4分
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今日は、大桟橋で1日過ごしたのですが、お昼は前から行きたいと思っていた「宮の森日記」のmiyaforestさんに教えていただいた「らっきょ」の横浜店に行きました。 場所は、馬車道を海に向かって歩き、関内ホールの先、7,80m位に行ったところです。関内ホールの道を挟んで反対側です。こちらは以前に名古屋で行った「一灯庵」よりもスパイスがきいて、なかなかのおいしさでした。 私が頼んだのは何でもありのスペシャルカレー(スパイスがききすぎて忘れてしまった)でした。辛さの種類も多くて結構選ぶことができる...... more
以前、横浜ブログでもご紹介したことのある横浜関内にある人気のスープカレーのお店「横浜BAYらっきょ」ですが、今年(2014年)の4月にリニューアルオープンしたので再度行ってみること ...... more
でもスパイシーで爽やかな味わいが実は大好きで、欲にお酒を飲んだ翌朝はウコンを身体が欲するためでしょうか、無性に食べたくなります。
ここも最近ご無沙汰ですが。