浜の麺バカ@横浜 |
しかし、その直後に電光石火で蒲田へ移転してしまい、結局蒲田へはその後は一度も行っていない。
そうこうしているうちに横浜に舞い戻る形でこの店がオープンした。寝耳に水だった。鶴見、蒲田と経由し、そして横浜駅の至近へと舞い戻った格好になるのだ。
鶴見で創業した時には、まさに極太麺+動物魚介ダブル系の全盛期であり、麺バカもそのトレンドに乗って勢いを増し、ごく短期間に名の知れた新興有力店へと成長した。当時、業務用スープを合わせているだけでなんの工夫もないだとか、誰それさんの丸コピーだとかとネガティブなキャンペーンが張られた時期もあった。
まぁ、たとえ業務用だろうが、純粋手作りスープより美味しければなんの問題もないだろうと思うのだが・・。
今日は14:00くらいに店に到着した。その時はカウンタ/テーブル席を合わせてだいたい半分くらいが埋まっていて待ちはゼロ。入口を入ったすぐ左にある券売機で食券を買う。
家内は温玉つけそば、私は一押しに見える左上隅の肉つけそばをチョイス、そして味玉も追加した。食券を持って、たまたま二席のテーブルが空いていたのでそこに着席する。程なく若い女性スタッフが食券を回収に来る。麺の量が普通と大盛りが選べると言う。私は思わず大盛りと申告。そして家内の方は温盛りを希望する旨を伝える。
若き店主が基本一人で厨房を取り仕切る故、食べられるまでは時間が掛かると踏んでいたのであるが、意外に素早いサーブであった。まず家内の温玉がサーブされた。温泉卵は殻付きで割らずに供される。これを麺の上に載せるのか或いはスープ椀に落とすのかは自由なのであろうが、家内はスープ椀に割り入れた。
一方、私の肉つけそば大盛りは見た目にはインパクトのある山盛りいっぱいで、量的にはかなりありそう。大盛りと告げたことを少々後悔した。
スープはどす黒く、そしてその上に唐辛子とラー油が浮かんでいることから黒と赤のコントラストが鮮やか、そして少々不気味な代物。
麺を肉と一緒に掬って椀へ付けて啜る。即座に甘い味が口中を支配する。麺は硬くて靱性が強く、見た目の太さから想像するよりかは歯応えが硬めでよろしい。全粒粉で製麺したという自家製のこの麺はかなり美味しい。
それに引き替えスープは甘くて辛く、それ以外のコク、滋味等の要素は余り感じられない。
例えば大勝軒のスープも甘いのであるが、バックを支える滋味が強いのであの確立されたスープのスタイルとなっているところ、これはちょっと意外なほどの単調さだ。そして肉だが、これまた甘辛い味付けであり、街の食堂の焼き肉定食のような風情である。これは雰囲気的にはモランボンの焼肉のタレにたっぷり浸した豚肉をクタクタに煮た様なもので、柔らかくて美味しい。
但し、量的にはかなり多く、この歳に差し掛かると後半はかなりきつい。個人的にはこの甘みはどうもリピートしたくなくなる味であった。
ということで、次には、恐らくシンプル系のスープだと推察される焼き干しラーメンをオーソドックスに味わってみたいところ。
頂上和風そば 浜の麺バカ
(てっぺんわふうそば はまのめんばか)
横浜市神奈川区鶴屋町1-7-21 タクエー横浜西口第3ビル
電話: 045-314-0880
営業: 11:30-14:00(今後変更の可能性あり)
定休: 火曜
最寄: 横浜駅きた西口 5分
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2012.1.18 鶴屋町ですね。 前は鶴見にあって今は蒲田に移った麺バカ息子ってお店が横浜に2ndブランドをオープンさせたってことで、 こちら頂上和風そば浜の麺バカさんです。 この日はまだプレオープンだったそうですが、既にお店の外まで列ができてましたね。 午后の予...... more
以前、横浜ウォーカーに掲載されていて気になっていたラーメン店に行ってきました。 「浜の麺バカ」というラーメン店です。 場所は横浜の鶴屋町で、横浜駅のきた西口を出て徒歩3 ...... more
肉そばのつけだれはスープではなく、日本そばのおつゆのイメージです。
新橋の港屋に行かれることをオススメします(^^)
>肉そばのつけだれはスープではなく、日本そばのおつゆのイメージです。
なるほど・・・。それで、スープ的なコクがなかったといういことですね。蕎麦つゆと唐辛子、ラー油は、さすがに脳内で結合しませんでしたわ・・。
>新橋の港屋に行かれることをオススメします(^^)
そちらのインスパイアってことなんですか・・・。不勉強でした。
新橋は職場の文化圏で、盛んに飲みに行ったりはしていますがラーメンは盲点でした。機会を見つけて「お手本」を試したいと思います。
ぼぶさん、どうも。w
港屋は愛宕にある立食いの蕎麦屋です。
ラー油の入ったそば汁に、肉がてんこ盛りの極太のそばを浸して食べるお店です。
港屋インスパイアと言った店舗も多いんです。
デフォルトで分量も多いです。
http://nutskey.jugem.jp/?eid=1090#sequel
お久しぶりです。愛宕ですか・・。以前の事業所は神谷町だったので至近でしたな・・。
なるほど・・。和風と言うことならばまま納得ですが、蕎麦つゆや饂飩汁で一般的な鰹の風味も特段感じられなかったことからこの様なコメントになっているものと思われますw もうちょっと気を付けて賞味したら「和風」の要素が感じられたかも知れませんね。