つけめんTETSU@みなとみらい |
で、店に到着したら待ちが10名程度。最初に玄関脇のレジ窓口で店員から食券を買って列に並ぶシステム。食券を購入した時点で調理の順にエントリーされる様で、着席直後に殆ど待たずに品がサーブされるという仕組みらしい。家内も私もTETSUは初めてだったので店のお勧めスタンダードと思われる特製つけ麺を注文。
こちらは初めてだが、実は伊勢佐木町のつけめん面(OMOTE)はこちらTETSUのインスパイア(もしくは修行/暖簾分け、パクリ・・?)らしく、これは先日食べている。焼き石(焼き鉄)や角煮/チャーシューのダブル使いなど、細部に渡って似ており(というか殆ど同じ)、その元祖親玉であるTETSUの味がどうであるかは気にはなるところ。意外に回転が速くて程なく店内に通された。
目の前にはコップに入った水とステンレス製のレンゲが置かれた。即ち、ステンレスのレンゲ=焼き鉄を置くための装備である。待つこと少し、家内の特製温盛りがサーブされ、続いて私の特製冷盛りがサーブされた。見た目にはOMOTEと殆ど同じ姿である。温盛りは、大勝軒や六厘舎、仁鍛のように単に湯煎した麺が丼で供されるのではなく、イツワ製麺所の様に熱い鰹出汁に麺を泳がせた状態でサーブされるのだ。
さて、スープだが、今更ながらの動物魚介ダブルの高粘性版だ。これはOMOTEのスープの方が格段にドロドロで絡みも良好だった。味の方はOMOTEよりもある意味洗練されており、甘みも強く、そして塩分は割と控えめである。総合すれば美味しい漬け汁なのかも知れないが、フックが今ひとつ足りない気がする。しかし、女性には受けの良い味付けだと思う。
次に麺だが、太いストレート麺は思ったよりも加水度が高い。即ち、もっちりチュルチュルした高弾性な食感で、どちらかというと美豚の麺に似たところがある。
OMOTEのがっちりした骨格の小麦風味の強い麺は噛み締め甲斐のある一級品だったのだが、TETSUの麺はそれとは違って残念な感じ。麺はOMOTEの圧勝である。
あと「特製」のトッピングは別皿に盛られてサーブされる。但し、それは特製ならではの追加分であり、デフォルトのメンマ、チャーシュー等はあらかじめ全て漬け汁の丼に投入されて出てくる。
食べているうちに不足がちとなった具を小皿から補いながら戴くという趣向の様だ。
チャーシューは割としっかりとした仕上がりなのだがOMOTEと同じシステムでトロトロの角煮がバンドルされており、この両者の対比は面白い。
また小振りでコリコリした食感のメンマは高品位で好感度は大きいし、味玉のトロトロ具合と味付けも良好だ。
トータルすれば美味しいつけ麺ではあるが、では、元祖TETSUとしてここだけは譲れないという美点がどこか、というとそれがなかなか見いだせないのが現実で、今やこの手の高粘性ダブルスープ全盛期にあって生き残りは熾烈を極めると言えるだろう。
つけめんTETSU 横浜ランドマークプラザ店
横浜市西区みなとみらい2-2-1
ランドマークプラザ1F
電話: 045-670-7877
営業: 11:00~23:00
定休: 無休
最寄: みなとみらい3分、JR桜木町6分
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日本のも中国のもイタリアのも良いですね。
私もつけ麺挑戦したなー。
今日もスマイル