つけめん 面(OMOTE)@伊勢佐木町 |
屋号には自家製麺とも銘打っていて、事実、店先は製麺スペースとなっている。ガラス越しに立派な製麺機が鎮座しているし店舗内にはニップンの小麦粉の大袋が積まれていていかにも製麺所といった風情だ。
さて、店に着いたのは13:00ちょっと前。待ちはないもののカウンタはほぼ埋まっており、それでもすぐに出る客がいたので夫婦二人すぐに座れた。
その前に券売機で買ったのは二人とも「特製つけめん 全部のせ」、並盛りと中盛りが同価格で大盛りは+100円券を買う仕組みだ。
店主一人で切り盛りする厨房はかなり忙しく、そしてどのメニューもそれなりに手間暇をかけた仕込みと具材などを多く準備している関係上、手順もシステムも結構複雑だ。
頼んだ「全部のせ」は、通常のつけ麺にキャベツの乱切り(湯通し)+味玉+チャーシュー+豚角煮がトッピングされる品で、これにメンマと海苔が添えられる。かなり豪勢な見栄えだし食べ応えも十分そうだ。これだけの具材があると厨房の動きも繁忙を極め、配膳はなかなか大変そうだ。
暫く時間が経ってサーブされた品は、なかなかにドロドロした豚骨魚介のダブルは今の流行そのもの、そして自家製麺のストレート太麺は味があってしかもニュワニュワ・ガジガジとした噛み応えも良好な逸品だ。スープの粘性は日吉/元住吉のあびすけの濃厚ドロドロや六本木の参○伍に通ずるもので、ベースは臭みのない豚骨ベースに節系の粉末が添加されたものと思って良い。
但し、下地には煮出した節系が多少入っているのかも知れない。
目を引くのはモモのチャーシューにトロトロの角煮で、特に後者はスジ部分が丁寧に煮込まれてしっかりと味付けしたコラーゲン豊富な仕上がりで、これは配膳の途中まで鍋ごとコンロに掛けてあって熱々の状態でサーブされる。これらの豚肉は旨味と塩分が強くて重厚なスープ&太麺に負けない存在感を示しているのだ。味玉も同様に塩分は強い方だがスープの粘性には勝てなくて黄身の風味はさすがに感じられなかった。
全体を通して味は濃いめで塩分が勝っているがサッと湯通ししたキャベツのお陰である程度中和され美味しく戴くことが出来る。ストレートで一本気な濃厚つけ麺であって、あらゆる要素をいいとこ取りしたような八方美人的なつけ麺でないところに好感を持った。
最後に卓上のポットに入った割スープで割って飲んでみたが、これは塩分が一切付いていない素の鰹出汁であって、自慢の塩分も薄められて希釈されすぎの感がある。岩塩でもあればパラパラとやって味を整えることが出来るのだろうがそれもないので薄まったスープをそのまま戴いた。
つけめんOMOTE (面)
横浜市中区伊勢佐木町4-117
電話: 045-250-5677
営業: 11:30~15:30、18:00~21:00
定休: 無休
最寄: 市営 BL 伊勢佐木長者町5分、
阪東橋7分、JR 関内10分
京急日ノ出町8分、黄金町10分
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自分はちょっと期待ハズレって感じでしたね・・・
近くのつけ麺屋司郎がこの辺では気に入っています!
大通り公園近くのラーメンひとふんばりのつけ麺を食べようと思っていますが、3回行って一回は車が停められず、もう2回は閉まっていました・・・
ラーメンひとふんばり は美味しいは美味しいですが、個性という点では中庸ではなかろうかと思います。鳥居式らーめん塾というチェーンが許容できるかどうかですが・・・。
日曜休みなのでチャンスは少ないですよね。